北京
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ジンバブエのムナンガグワ大統領は現地時間1日、テレビで談話を発表し、「中国の援助による新型コロナウイルスワクチンは、ジンバブエの迅速な集団免疫の実現においてその意義は大きい」と述べました。
中国がジンバブエに無償援助した新型コロナウイルスワクチンの第1弾は先月15日、ジンバブエの首都ハラレに到着し、政府は全国規模でのワクチン接種を始めています。接種は順調に進んでおり、これまでにコロナとの戦いの最前線で働く2万人余りが中国製ワクチンを接種したとのことです。
3月1日。ハラレにあるウィルキンス病院のワクチン接種場所。列に並び接種を待つ人々。
3月1日。ハラレにあるウィルキンス病院のワクチン接種場所。ワクチン接種を受ける人。
ジンバブエ政府のワクチン接種計画によりますと、優先接種の対象は、医療従事者、空港・税関など感染リスクの高い場所で働く人、報道記者などです。
歯科医のギルバート・ジランバーさんは、「ワクチン接種はコロナ対策の効果的な方法だ。日々の業務における安全を一つ増やしてくれる」と話しています。
コロナとの戦いの最前線で働く公務員のウィラード・マヌーゴさんは、ワクチン接種前は少し心配で怖かったそうですが、接種はとてもスムーズに行われ、接種後の体調も良いことから、周りの親戚や友人にも接種を勧めるつもりだそうです。(藍、柳川)