会員登録

米国の関税対象品リストに対し談話発表=外交部

2018-04-04 10:04:14     cri    

 米国商務省は3日に、通商法301条に基づく調査によって、高額の関税を課す中国からの輸入品のリストを発表しました。これに対して外交部の陸慷報道官は4日、北京での定例記者会見で、「商務部はこの件についてすでに厳正な立場を表明したが、米国はこうした申し入れを無視し、全く根拠もなく原案を公表した。これは典型的な単独主義かつ保護主義のふるまいであり、中国としてはこれを強く非難し、反対する」と述べ、改めて中国の立場を表明しました。

 陸報道官はまた、「米国は中国との40年間に及ぶ貿易関係による互恵共栄という事実を顧みず、両国の業界の声や消費者の利益を無視している。両国の国益にも、グローバル経済の利益にもつながらない」と指摘しました。

 陸報道官はさらに、「米国の行動は世界貿易機関(WTO)の基本原則と精神に反しており、中国は直ちに世界貿易機関の紛争解決メカニズムに訴えるつもりだ。また、『中華人民共和国対外貿易法』に基づき、米国製品に対して、同じ程度、同じ規模で相応の措置を講じる」と述べました。(藍、森)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS