アフリカ北東部の国家ジブチの財務長官はこのほど、「ジブチ政府は我が国の港湾建設に中国がより広い範囲で関与することを歓迎する」とした上で、「米国が懸念を示すジブチにおける戦略的利益への脅威は存在しない」と強調しました。これを受けて外務省の陸慷報道官は16日、「両国の協力をめぐるジブチの評価は客観的かつ公正なもので、アフリカ諸国の人々の声を反映したものだ」と述べました。

　さらに、陸報道官は「ジブチにおける戦略的利益への脅威を煽る米国の一部の言論は下心を持つものだ。ジブチ政府が最近出したコメントでも、『ジブチは開放的な経済国であり、中でも港湾協力は商行為だ。ジブチの港湾協力における協力相手国は元来多くの国に向けられたもので、中国がジブチのインフラ整備に融資を提供することは良いことだ。インフラはジブチの経済発展の基礎だ』と述べている。関係各国がアフリカ民衆の声に耳を傾けるよう望んでいる」と語りました。（ミン・イヒョウ　む）