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WTO、米の鉄鋼・アルミ輸入制限に懸念表明

2018-03-03 12:34:46     cri    

 WTO(世界貿易機関)のアゼベド事務局長は2日、声明を発表し、米国の鉄鋼とアルミニウム輸入品に対する関税計画に懸念を示し、「各側の反応を踏まえて見ると、事態がエスカレートする恐れもある」としています。

 アゼベド事務局長は「貿易戦争はいずれの利益にも合致しないものだ。WTOは事態の行方を注意深く見守っている」と強調しました。

 米国のトランプ大統領は1日、鉄鋼輸入品に25%、アルミニウム製品に10%の関税を課す措置について来週、正式に発表することを明かしました。トランプ大統領は「この関税はしばらく続く見込みだ」とも話しています。米国のこの動きに、各国から反対の声があがっています。

 フランスのブリュノ・ル・メール経済・財務相は2日の記者会見で、米国の関税措置は一国主義的なものであるとして「受け入れられない」と発表しました。また、「今後はドイツやイギリスなど欧州諸国の経済担当者と共に対応していく」と表明しました。(ミン・イヒョウ 謙)

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