中国共産党中央は先月6日と28日にそれぞれ、党外人士および民主党派との座談会を開きました。会では「党と国家機関の改革に関する決定」、「党と国家機関の改革案」などについての意見聴取が行われたほか、会議を主宰した習近平総書記による重要談話の発表がありました。

　習総書記は談話の中で、「党と国家機関の職能体系は中国の特色ある社会主義制度の重要な構成部分であり、国政運営体系と運営能力を支えるものだ。党と国家機関は構造の上層部分にあたり、経済基礎の要求に順応しなければならない。経済が発展し、社会が進歩し、国民生活の改善は進み続けている。そのため、上層部は新たな要求に応じて、休むことなく改革を続けなければならない。これは人類社会の発展における普遍的なルールだ」と指摘しました。

　習総書記は各民主党派、全国工商連合会と無党派人士に対して、改革を支持し、改革を深化するためにより多くの意見を提出し、幅広く共通認識を集めて、改革のために良好な社会環境を作り上げるよう期待を寄せました。（玉華、謙）