席上、李首相は「中国とインドネシアは地域平和の維持、共同発展の促進などの面で多くの共通した利益を持っている。両国経済は補完性があり、経済貿易協力の潜在力が大きい。中国はインドネシアとの関係を高く重視している。インドネシアのハイレベルとの往来を密にし、『一帯一路』構想をインドネシアの発展戦略と連結させて、インフラ整備などの重点的な分野の協力においてより多くの成果を遂げていくよう後押しし、両国関係の発展に新たな原動力を注いでいきたい」と述べました。

　李首相は、また「中国と東南アジア諸国連合（ASEAN）の戦略的パートナー関係樹立15周年を契機に、インドネシアを含めたすべてのASEAN諸国と共に努力し、中国・ASEAN関係が新しい段階に入ることを推進して、この地域の平和・安定と発展・繁栄に寄与していきたい」と述べました。

　これに対して、ルトノ外相は「インドネシアと中国の関係は著しい発展を遂げ、豊かな成果を収めた。インドネシアは中国とハイレベルの相互訪問を強化し、経済貿易協力を拡大して、人的交流を深め、ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道の建設を推し進めていく。また、中国がインドネシアの『三北総合経済回廊』建設へ積極的に参加することを歓迎する」と述べました。（藍、星）