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　世界保健機関（WHO）のテドロス・アダノム事務局長は7日、ジュネーブで記者会見を開き、自身の事務局長就任以降のWHOの主な活動報告を行いました。アダノム事務局長はその上で、グローバルな衛生・救急人材ストックを構築し、突発的な公衆衛生事件や、新型の病気への対応に当てることを強調しました。

　その構想は、訓練を積んだ50カ国の医療関係者数千人からなり、緊急医療事件に迅速に対応できるものだということです。

　アダノム事務局長はまた、「現在、世界各国が国民医療の推進において進展を遂げているが、一部の国では財政面の困難に直面しており、より大きな政治的意向が提供される必要がある」として、「全ての人々の健康の実現には、予防することが最も大切だ」と強調しました。（ヒガシ、謙）