40日間の春節大移動が幕を開けたことから、北京の地下鉄は新技術を用いて大量の客流を緩和させる試みにでています。その中で、初めての試みとして、駅構内の混在情況に関する情報が発表されました。これにより、利用客は出かける前に携帯で付近の駅の混雑情況を調べ、最もゆったりした駅を選び、乗車することが可能となります。
地下鉄の駅の混雑情況は4つの色に分けられ、リアルタイムで観測が可能になります。色が濃くなるほど、混雑率が高いことを示すようにできており、緑は正常な運行情況で、赤と黄は混雑時の主要色となるとされています。混雑度が最高であることを現す黒もありますが、これはまだ表示されたことがないとのことです。
北京地下鉄情報サービスセンターの従業員の紹介によりますと、現在北京では22路線370駅が稼働しており、密集地域では平均700-800メートル毎に1つの地下鉄駅が設置されていますが、この地下鉄の新機能のリリースで、混雑時にはバスに乗り換えて移動するなど、市民の外出がさらに便利になることが期待されています。(雲、む)
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