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北京市民の通勤距離、全国トップ

2018-01-27 13:40:29     cri    

 26日に発表された報告書によりますと、2017年、北京は中国で通勤距離が最も長い都市となり、住民の片道の通勤距離が平均17.4キロに達し、広東省の東莞(17.3キロ)と深圳(16.8キロ)が続くということです。

 中国の大手ライドシェア(相乗り)企業「滴滴出行(ディーディーチューシン)」は26日、「2017年度中国都市交通移動報告書」を発表しました。この報告書は同社のプラットフォームに記録された利用者の移動ルートや出発点、終点などの大量のデータから作られたものです。

 報告書によりますと、通勤時間から見ても、北京、東莞、深圳は依然としてトップ3となっています。そのうち、北京の片道の平均通勤時間は52.9分です。職場と自宅がかなり離れていることで、北京のサラリーマンは全国で最も長く、最も渋滞する通勤に耐えなければなりません。そのほか、東莞の平均通勤時間は48.5分、深圳は47分になるということです。

 また、交通混雑度では、平日朝のラッシュ時混雑度ランキングを見てみると、トップ3はハルビン、重慶、長春となりました。一方、平日夜のラッシュ時混雑度ランキングでは、西安、ハルビン、北京の順となっています。

 通勤によるストレスを反映するため、この報告書は「通勤信頼性指標」を特別に設置しました。「通勤信頼性指標」とは、通勤者が通勤の目的地に定刻に着くため、1キロ当たりの距離に設定した時間を指します。この通勤ストレスランキングでは、意外にも重慶が北京を超えてトップとなり、北京、成都、武漢、上海が続きます。

 このほか、地域一体化の進展に伴って、都市間通勤の増加も顕著となっています。これまでの1年間、北京・天津・河北、長江デルタ地帯、珠江デルタ地帯における都市間通勤は186%増えました。中でも、「深圳-東莞」、「広州-仏山」、「北京-廊坊」、「深圳-恵州」、「広州-東莞」、「上海-蘇州」、「成都-徳陽」、「西安-咸陽」、「中山-珠海」と「アモイ-泉州」がトップ10に入ったということです。(ZHL、星)

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