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平昌冬季五輪への参加めぐる南北協議、合意文書を発表

2018-01-18 15:09:15     cri    

 南北軍事境界線付近の板門店(パンムンジョム)韓国側にある「平和の家」で17日、平昌冬季五輪への朝鮮選手団などの派遣に関する韓国と朝鮮の次官級の実務者協議が開かれました。朝鮮側からは祖国平和統一委員会の田鐘秀(チョン・ジョンス)副委員長率いる代表団が、韓国側からは統一省の千海成(チョン・ヘソン)次官が代表を務める代表団が参加し、双方は多くの事柄について見解の一致を見ました。

 当日発表された双方の合意文書によりますと、平昌冬季五輪の開幕式では、韓国と朝鮮が朝鮮半島が描かれた「統一旗」を掲げて合同で入場するほか、アイスホッケー女子の合同チームを編成して試合に参加する予定だということです。

 また、協議によりますと、五輪開催期間中に朝鮮は、双方の選手を応援するため約230人からなる応援団を韓国へ派遣するほか、約30人のテコンドー演武団を派遣し、平昌やソウルで演武公演を行う予定だということです。

 このほか、朝鮮側は選手団、応援団、テコンドー演武団の活動を報道するための記者団を派遣します。

 双方はさらに、平昌冬季五輪開幕前に、朝鮮側の金剛山(クムガンサン)地区で合同の文化イベントを開催するほか、馬息嶺(マシクリョン)スキー場での合同練習の実施を決定しました。

 また、平昌パラリンピックについて、朝鮮は選手団、応援団、記者団を含む150人の訪問団を派遣する意向を示していますが、具体的な内容についてはまだ協議中だということです。(非、謙)

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