米国とカナダが朝鮮核問題に関する外相会議を開催したことについて、外務省の陸慷報道官は、「こうした行いは明らかに冷戦思考によるものであり、国際社会の分裂を招くだけで、問題の適切な解決には結びつかない」と述べました。
16日、カナダと米国は当時朝鮮戦争に参加した連合国軍の出兵国を招集し、カナダのバンクーバーで朝鮮核問題外相会議を開催、会議では朝鮮に最大限の圧力をかけていくことが呼びかけられました。
これに対して陸報道官は、「周知のように、連合国軍は冷戦時代の産物であり、時代の流れにそぐわぬものである。半島核問題に直接関与する国々が参加していない状況の下で開かれたこの会議は、問題の解決に役立つものではない。半島核問題解決の主役はやはり6か国協議の枠組みや国連安保理であり、この会議の合法性や代表性は広く国際社会の懐疑を誘うものだ」と述べました。(ooeiei、む)
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