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洞朗は中国領=外務省

2018-01-15 19:43:36     cri    

 外務省の陸慷報道官は15日、北京で行われた定例記者会見で「洞朗地区は中国の領土である。中国側は国境に関する過去の合意に基づき、洞朗地区で主権を行使していく」と述べました。

 インドメディアの報道によりますと、インド陸軍の参謀長が、「洞朗はインドに属するものではない。洞朗地区で起きた中国側との摩擦事件では、インド軍はインドに属しない領土に入ってしまった」と述べたということです。

 陸報道官はこの件に関する質問に答え、「このインド軍の高官の発言は、昨年のインド軍による不法越境行為を改めて認めるものだ。インド軍にはこれを教訓とし、国境に関する合意を守り、国境地帯の平和と安定を確保し、中印両国の関係発展に向け良好な環境を創っていくよう求める」と述べました。

 一方、インド陸軍の参謀長は「中国は強大な国ではあるが、インドも決して弱小国ではない。インドは軍事上の重点を北部の国境地帯に向けていくべきと考えている」とも述べたということです。

 これに対し、陸報道官は「中印両国は重要な隣国同士であり、両国とも国家の発展と民族の復興に向けた重要な段階を迎えている。両国は戦略的コミュニケーションを強化し、戦略的疑念を解消し、戦略協力を行うべきだ」とした上で、「インド政府には、両国の指導者による合意に基づき、国境地帯の平和と安定に有利なことを多く行い、建設的手段で両国間の問題に対処し、両国関係の安定した健全な発展を推進するよう求める。これはこの地域の共同利益にも、インド政府自身の利益にも見合うはずだ」と強調しました。(鵬、む)

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