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仏大統領、イラン核合意遵守を各方面に働きかけ

2018-01-15 11:48:31     cri    

 フランス大統領府が13日に発表したコミュニケによりますと、フランスのマクロン大統領は同日、イスラエルのネタニヤフ首相とイランの核問題について電話会談を行ったということです。マクロン大統領はその際に、イラン核合意を継続する重要性を改めて強調し、「各方面がイラン核合意における自らの約束を果たすべきだ」と指摘しました。

 両首脳はまた、イランのミサイル開発活動とその地域内における行動について、2017年9月以来のフランス側による提案に基づいて、問題解決に取り組む必要があるとの考えを示しました。2017年9月、マクロン大統領は米ニューヨークで開かれた国連総会に出席した際、「イラン核合意の不履行は、無責任なことだ。イランのミサイル発射活動を監督するために、合意内容の補足を行うことはできるが、これまでの合意内容を反故にしてはならない」と指摘しました。

 米トランプ大統領は12日に声明を発表し、対イラン制裁の解除を継続するものの、制裁の再発動を見送ることは「最後のチャンス」だと警告しました。同時に、イランのミサイル開発活動を取り締まる内容を追加するなど、米議会とヨーロッパ各国に協議条項を見直すことへ同意を求めました。

 一方、マクロン大統領は11日、トランプ大統領と電話会談を行った際、イラン核合意の履行を徹底する必要性を重ねて強調し、中東地域の安定を最大限に保つため、イランのミサイル開発活動とその地域政策を巡って、イラン側との対話を行うべきだとの考えを示しました。(洋、星)

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