アメリカのベネディクティンカレッジの名誉学長を務めるウィリアム・キャロル氏はこのほど、「経済の持続可能な発展へ向けての中国の取り組みは非常に重要なもので、こうした経済成長は他の国の見本になる」と述べました。

　キャロル氏は、「中国経済の成長率はここ数年やや減速しているが、これは経済成長を維持するためであり、質の高い発展のため時間をかけている」と示しました。

　キャロル氏はまた、「過去の歴史が示すように、いずれかの業界を無視すれば経済全体に損失を与えることになる。従って、中国経済の持続的発展はすべての分野に及ばなければならない」と指摘しました。

　キャロル氏は更に、「中国は、金融リスクや貧困の脱出、汚染防止などといった大きなリスクの解消を目標に定めている。これらの分野において中国が成功すれば、他の国へ道筋を示すことになるだろう」と話しました。（RYU、森）