ブルガリアのボリソフ首相は7日、トルコのイスタンブールで「トルコとEUの関係の正常化に向けて、より一層努力していく」と述べました。

　ボリソフ首相は、イスタンブールで行われたスヴェティ・ステファン教会のリニューアル式典で、「トルコはEUの大切な隣国であり、この地域で最大規模の軍を有する国でもある。今年は各方面とも、トルコとの関係を修復するよう努めるべきだ」と示しました。

　トルコのユルドゥルム首相はこの式典で、「ブルガリアがEUの議長国を努めている間に、トルコとEUの協力の機会を増やして欲しいと願っている」と話しました。また、トルコのエルドアン大統領は、「ブルガリアがEUの議長国である時期にステファン教会の開所式を行うことは、国際社会に対する大きなシグナルの発信となる」と強調しました。（RYU、森）