外務省の耿爽報道官は4日の定例記者会見で、李克強首相が10日から11日にかけて、カンボジアのプノンペンで開かれる瀾滄江－メコン川協力の2回目の首脳会議に出席、同時にカンボジアを公式訪問することについて、「中国政府はメコン川諸国と共に、瀾滄江－メコン川国家による運命共同体を構築していく」と述べました。

　耿報道官は、「中国政府はメコン川諸国と共に、今回の首脳会議を責任を持って開催し、未来の発展の全体予想図を描き、瀾滄江－メコン川協力が成長期へ向かって進むことを後押しし、瀾滄江－メコン川流域の経済発展ベルトを、延いては瀾滄江ーメコン川国家による運命共同体を構築していく」と述べました。

　また、李首相のカンボジア公式訪問について、耿報道官は、「中国政府は、両国の指導者がこれまでの友好関係を一層強固にし、各分野での実務協力を深化させることについて意見交換を行い、新たな共通認識を形成し、両国の全面的戦略パートナー関係を新たなステップに進めていけることを期待している」と述べました。（玉華、む）