習近平国家主席は1日、南アフリカのズマ大統領と祝電を交わし、両国の国交樹立20周年を祝いました。

　習主席は祝電の中で、「20年前の今日、中国と南アフリカは正式に外交関係を樹立し、両国関係の新しい一ページを開いた。20年に渡る双方の共同努力の下、両国関係は全面的に発展し、パートナー関係から戦略的パートナー関係に、さらに全面的戦略パートナー関係に引き上げられた。両国の全方位の協力を強固にし、深めることは両国と両国の国民の根本的利益に合致する。私は大統領と共に中国と南アフリカの関係の発展を推進し、両国の国民によりよい幸せをもたらすよう努力していきたい」と述べています。

　習主席はまた、「中国と南アフリカは共に中国・アフリカ協力フォーラムの議長国である。私は大統領やフォーラムの他のメンバー国の指導者と共に、2018年サミットが中国とアフリカの協力を促進できる会議になるよう努力したい」としています。

　一方、ズマ大統領は祝電の中で、「南アフリカと中国が国交を樹立して20年になる今年は、両国関係史上で重要な一里塚である。この20年の間、両国の協力は喜ばしい成果を収めた。両国関係が絶えず引き上げられていることは重要な戦略的意義を持っている。中国・アフリカ協力フォーラムの共同議長国として、南アフリカと中国はアフリカと中国のパートナー関係を促進させ、2015年ヨハネスブルグ・サミットの成果の実行を推進することに尽力している。2018年9月に中国で開かれる次回のサミットに出席することを期待している」と述べています。（玉華、星）