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中国版映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が29日に封切り 「超癒し系」と絶賛の声

2017-12-27 10:15:59     cri    

 男性アイドルグループ・TFBOYSのリーダー・王俊凱(ワン・ジュンカイ)や迪麗熱巴(ディリラバ)、董子健(ドン・ズージェン)などが主演を務めるファンタジー映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が29日、中国で封切られる。同映画は作家・東野圭吾の小説を原作に、中国に合わせてリメイクされ、韓傑が監督、董韵詩がエグゼクティブ・プロデューサー、韓寒がアートディレクターをそれぞれ務めた。25日、同作品の先行上映が中国全土で行われ、30万人以上が鑑賞し、興行収入が1千万元(約1億7千万円)に達した。観客らは同作品を「超癒し系」と絶賛している。揚子晩報が報じた。

 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじは、ある町はずれにある雑貨店の入り口にポストがあり、そこに自分の悩み書いた手紙を投函すると、翌日にその返事が牛乳箱に入れられる。ある夜、若者3人組が、ひょんなことからこの雑貨店に入り込んだ。実は「ナミヤ雑貨店」は過去と現在を繋ぐ場所。3人が過去から送られてきた手紙をふいに受け取り、返信し、また手紙を受け取るというのを繰り返すうちに、音楽の夢を追い続けるか迷っていた秦朗、借金から逃げるために家族と実家を離れるか迷っていた浩博、ダンスの仕事を辞めるべきか悩んでいた晴美らが、それぞれ返信を参考にようやく決定を下し、自分の方向性を見つける。そして、知らず知らずのうちに全ての人の人生がつながっていく。また、若者3人組も自分の悩みを解決するための答えを得る。

 韓監督は原作を基にローカライズし、時代を1993年と2017年に設定し、中国人の好みに合わせて製作に取り組んだ。また、原作ではメインキャラクターの3人は全員男性であるものの、中国版では男性2人と迪麗熱巴演じる女性1人に変更された。その理由について、韓監督は、「韓寒と長い時間相談し、一人は女性にしたほうがいいということになった。文学性に影響を与えることなく、おもしろみを増やすことができるから。小説を映画化すると取捨選択になるものが出てくる。でも、重要なのは原作の核心を残すことで、女性の感情は繊細であるため、手紙を書く人の気持ちをうまく汲み取ることができる」と説明した。また、李鴻が演じる役について、「メインキャラクター3人ではないものの、当作品の泣き所を演じる。彼が、家を出て不安定な生活を送る人の気持ちをうまく表現してくれている」と述べた。

 このほど、まとめられた同作品の口コミを見ると、「温かい」、「笑いあり、涙あり」、「本当に感動した」、「やる気が出てきた」などの言葉が最も多く、「この映画を見て、またやる気が出てきた」と多くの人が絶賛している。このような評価について、韓監督は、「80後(1980年代生まれ)の僕には今の若者の悩みは分からない。でも、若者には冒険の精神が必要で、自然の流れに身を任せるのがいい」とユーモラスに語った。「人民網日本語版」より

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