香港特別行政区政府政務局の張建宗（マシュー・チャン）局長は24日「観光業は以前から香港の主力産業であり、香港政府は人材の育成、観光業の交流や協力などを進めて、香港を国際都市観光の中心としていく」と示しました。

　また、張局長は、周辺環境の改善や政府観光局の取り組みにより、香港の観光業は回復しつつあり、1月から11月にかけての訪問者数は前の年の同じ時期を3％上回る5288万人に達したとのことです。

　張局長は、「観光客の増加で経済も回復している。1月から10月までの宿泊者数は5％増えており、宿泊率は前の年の86％から89％に増えた」と説明しました。

　香港政府は、様々な観光市場の開発、特色を持つ観光プランの開発、スマート観光の推進、サービスのレベルアップという4つの戦略を実施し、観光業の発展にさらに取り組んでいくとしています。（殷、森）