映画「感謝・ベチューンを記念する」の制作スタート式と記者会見が21日、北京で行われました。
この映画の題材になっているノーマン・ベチューン氏は、1938年に中国の延安に渡ったカナダ人医師です。同氏は医療を通じて中国共産党の活動を支援しましたが、手術中に指を切ったことが原因で敗血症にかかり、1939年に亡くなりました。彼は国際主義の実践者であり、中国人民の解放事業に命を捧げた英雄とされています。
映画「感謝・ベチューンを記念する」の芸術総監督を担当する于成松氏は記者会見で、「ベチューン氏の存在は、中国・カナダ両国民間の友好往来の絆であり、架け橋であり、両国の友情の証でもある。彼の精神は、カナダの政治と文化にも影響を及ぼしている」と述べました。 (藍、謙)
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