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国連のグテレス事務総長は20日、安保理で「国際平和と安全の環境が大きく変化していることから、国際社会は衝突の予防をよりよく重視すべきだ」と呼びかけました。
この日、安保理では国際平和と安全への挑戦にどう対応するかという議題を巡って、公開討論が開かれました。
グテレス総長は席上、「国際平和と安全分野で直面している幾多の挑戦において、核兵器、気候変動、淡水資源の不足、及びインターネットの脅威が日増しに深刻化しつつある。世界範囲で武力衝突がいくらか減ったものの、中東とアフリカの一部地域では戦乱が頻発し、武力衝突が更に複雑化し、その対応もさらに難しくなっている」と述べました。
グテレス総長は、地域開発が衝突の予防で働く重要性を強調し、持続可能な開発のための2030アジェンダにはまだ大きなポテンシャルがあると指摘しました。(任春生、kokusei)
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