中国共産党第19回全国代表大会の報告で、「中国の特色ある社会主義は新しい時代に入り、世の中の主な矛盾が、より豊かな暮らしへのニーズと不均衡で不十分な発展との矛盾に変わっている」と指摘されています。こうした変化は、企業にとってビジネスチャンスであるとみられています。
ここ数年、粉ミルクや炊飯器を外国で買いあさるといったニュースが聞かれます。こうした商品は国内で過剰気味であるにもかかわらず、このような現象が生じています。これに対して、苗圩工業情報化相は、「多くの業界で生産過剰となっている一方、高級品については需要を満たしきれていない」と指摘しました。
中国国際経済交流センターのエコノミストである徐洪才氏は、「現在、消費ニーズに一連の変化が出ている。このように新たなニーズを満たせないものが、まさしくこれからの投資対象となるだろう。消費ニーズを満たすために、企業は製品やサービスの質を向上させて、供給力をアップさせなければならない」と指摘しました。(玉華、森)
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