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河北省の1500万人を潤す長江の水=南水北調プロジェクト3周年

2017-12-19 10:51:40     cri    


 南水北調プロジェクト(水不足問題の解決の為、中国南部にある長江の水を北部に引きこむプロジェクト)幹線部建設管理局の河北支局は18日、同省石家庄市で「南水北調幹線プロジェクト開通3周年オープンデー」を開催、各界代表計50人あまりを招き、南水北調プロジェクトの現状の視察を行いました。

 南水北調プロジェクトは世界で最も大規模な水資源調達プロジェクトであり、河北省の水不足の状況改善に効果をあげています。中でも幹線第一期プロジェクトは2014年12月の開通後、河北省の邯鄲市、石家庄市、保定市などの7都市1510万人に長江の水を届けることに成功しているだけでなく、水質面でも、地表水2類の基準を満たし、一部ではその基準を大きく上回る水質を実現しています。

 また、このほかにも、利用地域の生態環境も大きく改善され、地下水の水位低下の抑制にも役立っているとのことです。(殷、む)

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