外務省の陸慷報道官は15日、北京での定例記者会見で、「今月21日から22日にかけて北京でパレスチナとイスラエルの和平関係者によるフォーラムが開かれる。パレスチナのシャース大統領外交顧問と、イスラエルのヒリク・バール副議長が代表団を率いて参加する」と明らかにしました。

　陸報道官は「国連安保理の常任理事国として、中国は終始一貫して中東和平プロセスの進展を積極的に支持し、建設的な役割を果たしている。今年7月、パレスチナのアッバス大統領が中国を訪れた際に、習近平国家主席はパレスチナ問題の解決を促す四つの提案をした。パレスチナ問題の政治的解決を図るため、中国は年内にパレスチナとイスラエルの和平関係者によるフォーラムを開き、パレスチナ問題の解決に知恵と手段を提供するとしていた」と述べました。

　また、陸報道官によりますと、フォーラム期間中、王毅外相は関係者と会談するほか、陳暁東外務次官補は開幕式に出席し、講演を行う予定だということです。（12／16　Lin、星）