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中国、南海の遺跡保護へ取り組み強化

2017-12-14 10:42:52     cri    

 海南省ボアオ市で開かれた、海上シルクロードの文化遺産保護に関する第3回国際フォーラムで、中国国家文物局水中文化遺産保護センターの宋建忠副主任は13日、「海洋調査や有人潜水船などを使って、南海に存在する遺跡を探る」と表明しました。

 南海は海上シルクロードの経由地であり、ここを行き来した船舶による遺跡が数多く残されています。第3回文化財調査によりますと、海南省の管轄海域ではあわせて124カ所存在し、このうち南砂洲、珊瑚島、浪花礁、玉琢礁にある沈没船は省の重要文化財とされています。

 宋副主任はこれについて、「海の遺跡は、研究する値打ちが十分にあるものだ。南海で中国が作業をしていた重要な証拠物件となり、海上シルクロードの遺跡の重要な一部である」と強調しました。(Mou)

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