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中国商務相 投資利便化の促進を呼びかける

2017-12-11 13:09:55     cri    

 世界貿易機関(WTO)第11回閣僚級会議がこのほどアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれています。中国の鐘山商務相は現地時間12月10日午前、中国の主催による投資利便化閣僚朝食会で挨拶に立ち、「WTO加盟国が、投資のさらなる利便化を各国が連携し合って促すべきだ」と呼びかけました。

 鐘山商務相は「中国は引き続き多角的貿易体制を支持し、開放型世界経済の構築を推進していく」と強調し、また「越境投資は経済成長の重要なエンジンである。WTO加盟国の各側が、連携し合って投資のさらなる利便化を推進するよう」呼びかけました。

 さらに、「中国は2017年4月、WTOで『投資利便化の友』の発足を提起し、そして率先して投資の利便化という議題を打ち出した。中国の狙いは各業界の願いに答え、投資利便化のレベルを引き上げることにある。現在すでに、中国、アルゼンチン、ブラジルなど16のWTO加盟国が参加した」と語りました。

 朝食会で「投資利便化に関する閣僚声明」が採択されました。声明は「投資と貿易は発展と緊密にかかわっており、世界レベルでの国際協力の強化を推し進めるべきだ。投資利便化の多国間枠組みの構築について議論しあうことを支持する。政府間組織と協力して、発展途上国と後発開発国のニーズを評価し、それ相応の技術的支援とキャパシティー・ビルディングを支持する。第11回閣僚級会議で投資利便化の議題を巡って閣僚級討論を行うよう呼びかける。同時に、加盟国すべてがこの討論に積極的に参加し、『投資利便化に関する閣僚決定』を採択するよう」呼びかけました。(朱 KOKUSEI)

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