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「第7回世界中国学フォーラム」上海で開幕

2017-12-11 20:52:37     cri    

 「新時代の中国」をテーマとした第7回世界中国学フォーラムが10日、上海で開幕しました。30余りの国と地域から約180人の中国学者や漢学研究者が参加しました。中国共産党中央宣伝部副部長・国務院新聞弁室主任の蔣建国氏が開幕式に出席し、「新時代の中国を読み取り、輝かしい世界を作ろう」というテーマで基調講演を行いました、また中国共産党上海市委副書記で上海市長の応勇氏も講演をしています。

 蔣氏は講演で、「新時代の中国を読み取るにはまずキーワードを押さえること。『新思想』、『新論断』、『新目標』、『新ビジョン』である。中国は新時代に入ったので、中国学の研究はその発展の鼓動に合わせて行く必要がある」と述べました。その上で、「このため、まず中国の良い話を伝えること、次に中国の偉大な夢を読み取ること、そして中国の価値や理念をしっかり表現すること、さらに中国の広い心をしっかり伝えること、という4つの提案をしたい」と述べています。

 また、応市長は「政府の取り組みに対応して、上海では現在、自由貿易エリアや国際的な影響力のある技術開発センターの建設を進めている。2020年までに、経済、金融、貿易、海運の国際拠点を形成し、社会主義の近代的な大都市としていきたい」と述べました。

 国内外から集まった参加者は「新時代に入った中国は、世界の発展へ次々とチャンスを生み出し、開かれた扉はますます大きくなっている。異文明との交流も進み、人類の運命共同体構築へ一段と貢献していくことになるだろう」と見ています。

 今回のフォーラムは、中国国務院新聞弁公室と上海市人民政府、上海社会科学院、上海市人民政府新聞弁公室の共同開催により2004年に始まったものです。今年は第19回党大会の閉幕後に国内で実施される大規模な国際的学術検討会であり、開幕式、講演会、5つの円卓学術会議、2つの特別会議、閉幕式といったプログラムです。会期中、「新時代の指導思想」や、「新時代のバランスのとれた発展」、「新時代の文化への自信」、「新時代の制度構築」、「新時代の大国外交」などについて話し合いが行われます。(取材・写真:趙雲莎)

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