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WTO中国プロジェクト円卓会議、アルゼンチンで開催

2017-12-10 15:25:51     cri    

 現地時間9日、第6回世界貿易機関(WTO)「中国プロジェクト円卓会議」が、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれ、鐘山商務相が代表団を率いて参加しています。

 鐘商務相は人類の運命共同体の構築を提唱する中国の立場を示した後、「貧困撲滅は人類社会の共同使命である。加盟国は後発開発途上国と極度の貧困人口を優先的に考慮して、人類の運命共同体の構築に力を入れる必要がある。また、多国間貿易体制は共同繁栄するための重要な保障である。中国は『一帯一路』構築を積極的に推し進めると同時に、連携して多国間貿易体制を維持し、開放型の世界経済を作っていくことを呼びかけている。さらに各国が後発開発途上国のWTO加盟を全面的に支持することを求める。中国は後発開発途上国を積極的に支援していくため、2018年11月、上海で中国国際輸入博覧会を開催するが、後発途上国を含めた各国の参加を歓迎する」と述べました。

 なお、2011年、中国は、WTOの「援助促進」提唱の枠組み内で、「後発開発途上国がWTOに加盟する中国プロジェクト」(略称「中国プロジェクト」)を立ち上げました。WTO新規加入または加入申請中の発展途上国、とりわけ後発途上国がよりスムーズに多国間貿易体制に適応するための支援をしています。(朱、星)

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