3日にわたって開かれた第3回国連環境大会は6日、ケニアの首都ナイロビにある国連環境計画本部で閉幕しました。会議参加者らは迅速で大規模な協調した汚染対策を取るよう呼びかけると共に、人類の健康及び人類が共に住む環境を守ることを約束しました。

　今大会は創設以降初の環境閣僚声明を発表しました。その中で、各国は大気、土壌及び水の汚染を防止・処理するための努力を支持するとして、環境分野における研究開発を強化し、的確に対応する行動による汚染対策を取り、循環型経済を基にした持続可能なライフスタイルを推奨すると共に、汚染関連の立法と法執行などを強化することを約束しました。

　大会は海洋ゴミやマイクロプラスチック、大気汚染の対策、塗料と電池による鉛中毒の削減、陸水生態系の汚染防止及び土壌汚染対策などに関する13の非約束性決議と3つの決定を採択しました。（ヒガシ）