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北京の大気汚染への対応を国連環境計画のフォーラムが討議

2017-12-05 16:18:52     cri    
 国連環境計画の招きに応じて、北京の専門家チームはこのほど、ケニアの首都ナイロビにある国連環境計画本部を訪れ、1年に1回開催される国連環境「科学・政策・ビジネス」フォーラムに参加し、北京の大気汚染対応の進捗状況と経験を紹介しました。

 このフォーラムでは、初めて特定の一都市の経験を例にテーマ討論を行い、加速する都市化と厳しい環境汚染問題に直面している発展途上国の大都市にノウハウを伝え、共により美しい都市作りを図ることを目的とします。中国工程院の会員で、清華大学環境学院の院長でもある賀克斌教授は清華大学による1998年からの北京市の大気汚染対応の成果を紹介、特に2013年から北京市で「2013-2017空気清浄アクションプラン」が実施されて以来の様々な措置による汚染物の排出削減、大気質の改善状況がその重点となりました。ここ5年間における北京市での二酸化硫黄、窒素酸化物、PM2.5(微小粒子状物質)、PM10(粒子状物質)、VOC(揮発性有機化合物)の排出量は20%以上削減され、そのうち、二酸化硫黄の排出削減率は60%を超えています。

 国連環境計画気候と空気浄化プロジェクトの責任者は「北京は大気汚染対策の経験をその時々で速やかにまとめ、発展途上国と共有し、世界の環境ガバナンスの進歩を後押ししてほしい」と期待を寄せました。(殷、む)

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