フランスの動物園で飼育されているパンダ「圓仔」と「歓歓」の子供は4日、フランス中部ロワール・エ・シェール県のボーバル動物園でその様子が初公開され、正式に「圓夢」と名付けられることとなりました。命名式には中国から外務省の張業遂次官、フランスのブリジット・マクロン大統領夫人らが出席し、彭麗媛中国国家主席夫人も祝賀のメッセージを寄せました。
彭夫人は祝電で「圓夢とは夢がかなうことを意味し、中にはみなさんのパンダの赤ちゃんへの祝福や、両国の友好関係への期待が含まれている。ジャイアントパンダは中国の国宝であるとともに、両国友好の使者でもある。圓夢ちゃんがたくましく育ち、フランス国民、特に子供たちに喜びを与え、両国の友好関係の新たなストーリーを綴っていけるよう期待している」と述べました。
また、ブリジット・マクロン大統領夫人もあいさつで「中仏関係は歴史も長く、安定した発展を続けている。圓夢ちゃんは両国友好の新たな使者となるだろう。圓夢ちゃんの誕生がフランスの人々からも期待を浴びていることは、両国民の友情を物語るものだ。両国民の見守る中、圓夢ちゃんが元気に育つことを願うとともに、両国関係の未来に期待をしている」と述べました。(殷、む)
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