浙江省の烏鎮で3日開幕した第4回世界インターネット大会へ習近平国家主席が祝賀の書簡を送りました。各国の参加者は、習主席の書簡を高く評価しています。

　今回の大会のテーマは「デジタル経済の発展による、開放と分かち合いの促進—サイバー空間の運命共同体を共に構築する」というものです。習主席はその書簡の中で、「現在、世界のインターネット・ガバナンス・システム改革は重要な段階に入った」と強調しています。これに対し、国連児童基金（ユニセフ）のファトゥマタ ・ンジャエ事務次長は「ここ数年、中国がインターネット・ガバナンスにおいて掲げた『4つの原則』と『5つの主張』といった理念は国際社会に受け入れられ、サイバー空間における運命共同体の構築も国際社会の合意によって認められている」と評価しています。

　中国欧州デジタル協会の魯乙己会長は「中国はデジタル経済とシェア経済の発展や、新たな成長点と原動力の形成に力を入れている。これは中国経済のけん引力であると同時に、世界経済のけん引力にもなる」と述べました。

　このほか参加者からは、「習近平主席の書簡は、世界インターネット発展の方向性を見極める洞察力、サイバー空間の発展とガバナンス対策をしっかりと把握している視点、それに、中国が世界とともにインターネットとデジタル経済を発展させる真摯な望みが現れている」と高く評価する声も上がっています。（ミン・イヒョウ　星）