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UNEP、大気汚染対策に注目

2017-12-03 14:20:36     cri    

 第3回国連環境会議を前に、国連環境計画 (UNEP)の主催による国際科学政策ビジネスフォーラムが2日、ケニアの首都ナイロビで開かれました。会議に参加した科学者や政策アドバイザー、企業リーダーらは、新技術と新知識の利用による環境問題、特に大気汚染問題の解決促進をめぐって話し合いました。

 国連環境計画のチーフ・サイエンティストである劉健氏がフォーラムの挨拶に立ち、「第4次工業革命が、グリーン・テクノロジーの推進に未曾有のチャンスをもたらしている。今回のフォーラムでは、大気汚染対策といった、鍵となる問題について共通の認識に達するとともに、科学や政策、企業と社会の間の壁を取り除き、多方面協力の推進を図る」と述べました。

 中国工程院の院士でもある清華大学環境学院の賀克斌院長はフォーラムの席上、「『北京2013-2017清潔空気(クリーン・エア)行動計画』の実施以来、二酸化硫黄など5つの汚染物質の排出量は2013年より年平均で20%下がっている。そのうち、PM2.5の排出量は30%以上下がった」と発表しました。

 なお、第3回国連環境会議はこの4日から6日にかけてナイロビで行われる予定です。今年のキーワードは汚染ということで、環境が人類の健康に与える影響や様々な課題について、世界的な行動を呼びかけることになっています。(ミン・イヒョウ 謙)

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