アメリカのアドビシステムズ社が発表した最新データによりますと、アメリカでは今年の感謝祭とブラック・フライデーのネット売上高は史上最高となったが、実店舗を訪れる買い物客はやや減少しました。

　報告によりますと、感謝祭とブラック・フライデーの間にネット販売による売上高は昨年同期より17.9%多い、79億ドルに上り、史上最高に達したとのことです。報告は感謝祭の次のネットショッピングデーであるサイバーマンデーの全米のネット売上高は66億ドルになると予測しました。

　現在、アメリカの実店舗の感謝祭とブラック・フライデーのネット売上高の統計データはまだ発表されていませんが、アメリカ小売業調査機構消費者追跡市場調査会社のデータによりますと、感謝祭とブラック・フライデーの間に、実店舗を訪れた買い物客は昨年より1.6％減少しました。

　デロイト社がこのほど発表した調査報告によりますと、ネットショッピングはアメリカ人の冬季ショッピングのメインオプションとなり、今年末のショッピングシーズンの間に、ネット売上高は18％から21%増やし、史上最高の1070億ドルに達する見込みだとのことです。

（hj　KOKUSEI）