アメリカのホワイトハウスは24日、トランプ大統領はこの日、トルコのエルドアン大統領と電話会談し、シリア情勢について意見を交わしたことを明らかにしました。

　ホワイトハウスの声明では、「双方は電話会談の中で、国連安保理の2254号決議の実行を強調し、ジュネーブ和平協議の枠組み内でシリア危機を平和的に解決し、人道主義危機を終結させ、シリア難民の故郷帰りができるようにすると強調した」と示しました。

　また、トランプ大統領はエルドアン大統領に対し、今後、アメリカはシリアにいる米軍地上部隊において調整を行うことを伝えました。声明によりますと、今回の調整はシリアでのラッカ戦役が終わり、情勢が安定した段階に入ったためだとし、具体的な内容については触れていません。

　更に双方はトルコがアメリカからの軍事設備の購入などの問題について交流したということです。（RYU、kokusei）