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王外相、スー・ チー氏と会談

2017-11-20 10:55:44     cri    


 王毅外相は19日ネピドーで、ミャンマーのアウン・サン・スー・ チー国家最高顧問兼外相と会談しました。

 王外相は習近平国家主席と李克強首相からの挨拶を伝えた後で、「ミャンマー国内の和平プロセスの進展を嬉しく思う」と述べ、ミャンマー関係各方面が「パンロン合意」を踏まえて友好的に協議し、憲法の枠組下において民族が団結し、高度な自治による政治運営について共通認識に達し、長期的な平和と安定を早期に実現するよう期待を寄せました。

 王外相はまた、「中国はミャンマーを『一帯一路』を共に構築する重要なパートナーと見なしている。ミャンマーの発展計画とニーズに応じて、『人』の字型の中国・ミャンマー経済回廊の建設を模索し、ミャンマー各地のバランスのとれた発展を推進していきたい」と述べました。

 スー・ チー国家最高顧問兼外相は、中国側が打ち出した中国・ミャンマー経済回廊の建設に関する構想を評価し、その建設を通じて、交通や電力などの面で中国と協力する意向を示した上で、国内の和平プロセスの推進における中国側の理解と支持を求めました。

 ロヒンギャ問題について、王外相は次の3つの段階に分けて問題を解決することを提案しました。その提案は「(1)停戦を実現し、秩序を回復すること。(2)双方が友好的な協議を通じて、問題解決のための実現可能なルートを模索し、ロヒンギャ難民のミャンマー送還についていち早く協定に調印・実行すること。(3)ラカイン地区の貧困脱出のため、国際社会からの支援と資金投入を増やし、発展を促すことで安定を実現させること」の3つです。

 これに対して、スー・ チー国家最高顧問兼外相は、中国側が打ち出した3段階の構想に賛成するとし、現地の法治と秩序の回復に取り組み、バングラデシュとの話し合いと交渉を通じて、難民の送還に務め、問題の早期回復を推進していくとの考えを示しました。(ZHL、謙)

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