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王毅外相は18日、バングラデシュの首都ダッカで、同国のアリ外相と会談を行いました。
王外相は、「中国はバングラデシュとの戦略的相互信頼関係を増進させ、お互いの核心的利益および関心事について、支え合いを続けたい。習近平主席が提唱した『一帯一路』構想は、今、世界で最も歓迎されている国際公共財で、すでに中国共産党党章に記され、これからも確固不動で長期にわたって推し進められる。『共に議論し、建設し、分かち合う』の精神に基づき、バングラデシュとの『一帯一路』協力を加速させ、中国・バングラデシュ・ミャンマー・インド経済回廊の建設を推進し、海洋などの新たな分野での協力を開拓したい」との展望を述べました。
これに対し、アリ外相は、「バングラデシュと中国の関係は、わが国にとっての対外関係の柱だ。双方の相互信頼・支援を更に強固なものにし、両国の戦略的協力パートナーシップを深めていきたい」とし、「バングラデシュは『一つの中国』の原則を断固として守り、中国の核心的利益および関心事に関わる課題について、中国を固く支持する。また、中国がバングラデシュの国家発展のために提供してくれた支持と援助に感謝する。『一帯一路』構想下で、中国と発展戦略を連結させ、実務協力を深め、バングラデシュ・中国・ミャンマー・インド経済回廊の建設を推進し、両国関係の中身を絶えず豊富なものにしていきたい」と述べました。
また、ロヒンギャ問題について王毅外相は、「ミャンマーとバングラデシュが話し合いを通じてロヒンギャ問題を解決するよう、主張し続ける。ミャンマー・バングラデシュ両国がここ数年間で、数回の交流を行ったこと、そして送還協議への調印の見込みが出てきたことを嬉しく思う。当事国のニーズに基づき、問題の早期解決に向けた力と便宜を提供したい」との立場を示しました。(怡康、謙)
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