会員登録

習主席、パナマ大統領と会談

2017-11-18 13:27:06     cri    


 習近平国家主席は17日、北京の人民大会堂で、中国を公式訪問しているパナマのバレーラ大統領と会談しました。パナマの大統領が中国を公式訪問するのは初めてであり、中国共産党第19回全国代表大会閉幕後、初めての外国元首の訪中となっています。

 会談でバレーラ大統領は、「一つの中国」という原則や、中国の平和統一を強く支持すると重ねて強調しました。

 これに対して習主席は、「中国と国交を樹立するという政治的決断をして、訪問してくれたことを大変ありがたく思う。歴史に刻まれることになるだろう。パナマとは160年以上にわたり友好関係を保っており、『一つの中国』という原則で外交関係を樹立することは、両国の数世代の願いであった」と述べました。さらに、「中国は、ラテンアメリカを『一帯一路』の建設に欠かせない存在と見なしており、パナマは21世紀海上シルクロードがラテンアメリカへ通じるための重要な接続地になりうる。『一帯一路』を先頭に、取り組み内容をつき合わせて、相互補完を全面的な協力体制へと変えていきたい。船舶やインフラ建設、貿易、投資、金融などの分野で成果をあげ、教育、観光など人的交流や協力を進めて行きたい」と強調しました。

 これに対してバレーラ大統領は、「中国とは長い交流を続けており、パナマの国民は中国との国交樹立を完全に支持している。これは両国民の利益にもなり、パナマの発展や国民生活の改善にもつながる。国交を樹立して5か月が経ち、両国の協力は大きな進展を遂げ、長期的な関係の発展へ基礎が固められた」と述べました。また、「習主席の提案する『一帯一路』イニシアティブを支持し、地理的優位性を生かして、海のシルクロード建設に加わりたい。港や船舶、海運、鉄道、物流などで中国側と協力を進めながら、『一帯一路』をラテンアメリカへ拡大し、より開かれた世界としていきたい」と期待を寄せました。

 会談終了後、両首脳は、「一帯一路」の共同建設や、経済、貿易、投資、海運、鉄道、人的資源、工業団地、農業、品質検査、航空、観光など様々な分野での両国間の協力事業を定めた文書の調印式に立ち会いました。(Lin、森)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS