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北京が「トップ・テック・シティ」のトップに

2017-11-16 13:39:28     cri    
 毎年発表されるランキングの一つである「トップ・テック・シティ・イン・ザ・ワールド」で、北京が昨年のベルリンを抑えて今年度のトップに輝きました。

 本ランキングはその都市のソフトウェア・エンジニアの給料、事業開発にかかる時間、リビングコスト、不動産賃料、成長指数、起業産出、起業関連サービスなどを審査のための重要指標としています。なお、北京の中関村は唯一スタートアップ投資を引き付ける能力に関してのみ、米国のシリコンバレーに次いで世界2位につけています。

 世界公認のイノベーションのルーツであるシリコンバレーは、オリジナル・イノベーション、投資の吸収などの面では世界一でしたが、リビングコストの高さから、ランキングで順位を落としました。

 海外のメディアは「北京の中関村はスタートアップ投資の環境が良く、リビングコストもほどほどであるため、イノベーションハイテクセンターの名にふさわしい場所となっている」と伝えています。

 また、数年前には、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が出版する雑誌『MIT テクノロジー・レビュー』が「世界中の都市がシリコンバレーのコピーを試み、数えきれない会社を作り、市場価格が数千億ドルに上るテクノロジー企業を発展させようとしている。しかし、シリコンバレーの競争相手となりえているのは北京だけだ」と評していました。

 中関村管理委員会の翟立新主任は「ランキングはある側面から北京と中関村の進歩を物語るものではあるが、私たちは中関村にはまだ多くの欠点があることを自覚している。今後、長所をさらに伸ばすことで短所をカバーし、よりハイレベルなイノベーションセンターを構築していきたい」と述べました。(殷、む)

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