第11回海峡両岸茶産業博覧会が11月15日から18日にかけて福建省武夷山市で開かれています。「お茶を通して友人を作り、武夷山に集まろう」というテーマをめぐって行われるこの博覧会では、中国各地のメーカーが茶製品を展示しているほか、海峡両岸の投資プロジェクトの締約式、国際茶文化祭り、お茶コンテストなど多数のイベントが予定されています。

　面積4万3000平方メートルの展示会場には、台湾を含む中国の代表的な茶のメーカーのほか、日本、マレーシア、スリランカの企業が参加し、合わせて1230カ所のブースを設置しています。開幕式当日には6000余人が来場しました。　

　武夷山市は中国東南部に位置し、自然条件に恵まれ、お茶の産地として知られています。福建省政府は、今回の博覧会のPRに大いに力を入れ、茶産業をはじめとする地場産業の振興のために一役買おうとしています。（MOU、謙）