イランのローハニ大統領は14日、同国で12日に発生した大地震に関する救援活動に力を入れるよう、各部門に呼びかけました。
イラン・イスラム共和国放送 (IRIB)の報道によりますと、ローハニ大統領は同日、地震の被害が集中した西部ケルマンシャー州を視察し、被災現場を訪れ、被災者の慰問を行い、犠牲者に対して哀悼の意を示したということです。
イランとイラクの国境付近の山岳地帯で12日夜に起きたマグニチュード7.3の地震によって、これまでに445人が死亡、7000人以上が怪我、数万棟の家屋が倒壊しており、地震による死者の数は今後さらに増えるだろうと報道されています。
現在、現地では30チームを超える救援部隊と救急車両100台および数百名の医療関係者が救援活動を展開しています。また、隣国のトルコがイランに医療チームを派遣したほか、テントや毛布、暖房器具などの救援物資を提供しています。(非、謙)
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