中国では九年前から11月11日を「ダブル11」と呼び、インターネットショッピングフィスティバルとして親しまれています。「ダブル11」が9年目を迎える今年は、越境消費が際立ち、その取引金額が兆元規模にも達しました。
統計データによりますと、越境消費者の殆どは80年代と90年代生まれで、月収入が5000元から15000元ほどの若者です。225の国と地域から購入した商品は、フランスや日本の化粧品から、チリの果物、カナダの海産物、タイのお米、オーストラリアの葡萄酒まで、大抵世界一流のブランド品でした。
ここ数年、中国の越境電子商取引は好調を見せています。中国商務省のデータによりますと、今年上半期の取引規模は3.6兆元に達し、去年同期より30.7%伸びたということです。2014年、小物の輸入に対する監督管理の制度が整備された後、越境電子商小物輸入プラットフォームと企業が誕生し、好調を続けています。現在、越境電子商取引分野において、発展モデルやプラットフォームの多様化ができています。
これに対して、アナリストは「『一帯一路』、『インターネット+』などの影響で、越境電子商取引は中国国際貿易の新たな力になりつつある」と分析しています。(朱 KOKUSEI)
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