7日、ロシアは、世界初の社会主義国家の誕生につながった「十月革命」から、ちょうど100年となる日を迎えました。これを記念して、様々なイベントが行われ、新たなページが開かれた日を祝っています。

　現地時間の7日午後、ロシア連邦共産党やロシア共産主義青年団、そして各国から来たあわせて130あまりの左派の団体がパレードを行いました。数千人がモスクワの繁華街であるトベルスカヤ通りをおよそ30分歩き、赤の広場の北側で、マルクスの像のある革命広場にたどりつきました。

　またこの日、赤の広場で軍事パレードが行われました。士官学校や警察学校などからおよそ5000人が集まり、旧ソ連の軍服を着て、旧型の銃を持って広場を行進しています。

　このほか、「十月革命」の発端地であるサンクトペテルブルクで、記念の礼砲が打ち鳴らされました。（非、森）