中国対外請負工事商会の主催による「2017中国工事技術、生産能力協力と装備製造展示会」が現地時間の4日、イランのテヘランで開幕しました。イラン駐在中国大使館の龐森大使やイランのカルバシアン鉱工業貿易次長らが出席しました。

　展示会には、中国鉄建株式有限公司や中国有色金属建設株式有限公司、北方国際協力株式公司、中国技術輸出入総公司など国内の大手企業が出展し、出展面積は1千平方メートルを超えています。

　中国対外請負工事商会はこの日の午後、中国・イランインフラ協力フォーラムを開催し、双方の関係者200人近くが参加しました。参加者らは、「一帯一路」の建設を契機に、両国の政治関係や経済貿易協力が良好な発展のチャンスを迎えることを掴み、インフラ整備における協力を強化し、互恵共栄を実現させていくことについて深く話し合いました。

　なお、中国工事技術展示会は、2003年から世界各国で行われています。これまでにカナダやベネズエラ、スリランカ、インドネシアなどで15回も開催しました。中国工事技術展示会は、中国企業の対外交流と協力のプラットフォームとなっており、中国と各国のインフラ整備における協力の推進に積極的な役割を果たしています。（藍、kokusei）