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習近平氏、国境地帯のチベット族牧畜民に返信

2017-10-29 16:08:11     cri    

 習近平中国共産党中央委員会総書記、国家主席兼中央軍事委員会主席は28日、チベット自治区隆子県玉麦郷の牧畜民ドルカさん、ヤングゾムさん姉妹から寄せられた手紙に返信し、親子二代にわたって国境線を守ってきたことを評価し、感謝の意を表すと共に、引き続き故郷の保護と建設に励むよう激励しました。

 習氏は返信の中で、「お2人を始めとする、長きにわたって国境地帯で国土を守り続けてきた同志たちに崇高なる敬意と心からの感謝を表します。今後も引き続き国を愛し、国境を守り、より多くの農牧民とともに、ゲーサンメド(コスモス)の花のように雪国の国境地帯に根を下ろし、神聖なる国土の守り人となり、幸せな故郷の建設者となるよう手本を示してほしい」と記しました。

 チベット自治区隆子県玉麦郷はヒマラヤ山脈の南の麓にあり、山道は険しく危険に満ちていることから、交通が極めて不便な土地であり、現在の定住人口は9戸32人のみと、中国で最も人口が少なく、一人あたり面積が最も大きな自治体です。20世紀には、かなり長い間にわたり、ドルカさん一家3人しか住民がいないという状態が続いていました。

 中国共産党第19回全国代表大会開催にあたり、ドルカさん、ヤングゾムさん姉妹は習近平総書記に手紙を送り、国境地区に暮らす者の思いと故郷の変化ぶりについて報告し、今後も地域住民と共に放牧により国境を守り、党の恩恵に報いていく決意を表明していました。(Yan、む)

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