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中仏海洋衛星、来年下期に中国から打ち上げ予定

2017-10-21 18:11:58     cri    

 中国とフランスの宇宙協力による初の衛星、「中仏海洋衛星」が2018年下半期に中国から打ち上げられる予定で、現在、中仏の技術者チームが北京市郊外にある中国国家航天局懐柔組立統合テストセンターで最後の組み立てが行われています。

 これは、10月18日から20日まで北京で開かれた第5回中仏海洋衛星プロジェクト科学セミナーで明らかにされたものです。高度500キロの軌道上で3年間運用される予定のこの衛星には、波浪の形成プロセスを突き止め、洋上の気象予報能力を高めるため、波浪スペクトル計やマイクロ波放射計などが搭載されます。

 中国国家航天局とフランス大使館が20日に開いた共同記者会見で、フランス側の責任者は「中仏協力は海洋をより良く観測する上で役立つものだ。衛星に搭載予定のフランス側の計器は今年8月にすでに中国側の協力先に引き渡した」と明らかにしました。

 また、中仏海洋衛星の総指揮と設計を担当する中国側プロジェクト総責任者の王麗麗氏は「衛星には中国が製造したマイクロ放射計も搭載される。実機の組み立てとプラットホームでのテストがすでに終了し、スペクトル計、放射計の合同テストが始まっている」と述べました。(Yan、謙)

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