北京時間の16日夜10時、米国の研究チームは2つの中性子星の合体を重力波と光で観測したことを発表しました。今回の重力波は人類にとって初めて中性子星同士の衝突による重力波を観測したものとなります。今回の観測には中国初のX線天文衛星「慧眼」望遠鏡が用いられています。
重力波はアインシュタインの相対性理論が実証しているものです。2015年9月から2017年8月17日にかけて、4回にわたって重力波を捉えてきました。
今回、天文学の専門家は多数の宇宙望遠鏡と地上の望遠鏡を使って、世界規模の共同観測を行いました。2つの中性子星の合体を重力波と光で観測した時、X線天文衛星とガンマ線望遠鏡のわずか4台で捉えることができました。中国初のX線天文衛星「慧眼」望遠鏡はそのうちの1台です。(殷、星)
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