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児童少年基金会が貧困少女に職業教育とキャリアプランニングを提供

2017-10-12 12:58:02     cri    

 6回目の「国際少女の日」にあたる11日を前に、中国児童少年基金会は10日、北京で研究報告書を発表し、「職業教育は、貧困地域における学生の労働技能の向上と速やかな貧困脱却並びに就業を通して、多世代にわたる貧困の連鎖を断ち切る有効な手段となっている」と強調しました。当日スタートした公益プロジェクト「春蕾学院」は、農村地区や少数民族居住地域、貧困地区などに居住する若年女性に無料で職業教育を提供するものです。

 発表会に参加した北京師範大学中国公益研究院の高玉栄副院長は、貧困地域に居住する若者たちに対する職業教育の重要性を強調、「私たちの運営する中等職業学校の就職率は、大学生のそれを上回っている。それはこうした職業教育を通して学生が確実に手に職をつけるからだ」と強調しました。

 中国児童少年基金会と北京師範大学が行った共同研究では、貧困地域の若年女性に対する職業教育の重要性が見出されましたが、都市部と農村部の条件格差や、供給と需要のアンバランスさ、専門教育の不足などの課題も同時に見出されたことから、公益プロジェクト「春蕾学院」が立ち上げられました。

 なお、今回立ち上げられた「春蕾学院」は、児童少年基金会が28年前に立ち上げ、これまでに300万人の貧困若年女性を支えてきた「春蕾計画」の一部にあたるものです。(殷、む)

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