FASTプロジェクトの副総経理を務める中国科学院国家天文台電波天文研究部の張蜀新副主任と、FAST建設に用いられるワイヤーの開発と製造に参加した貴州ワイヤー株式会社の技術者周家栄氏は、中国共産党第十九回全国代表大会の代表として、「技術と技能にゴールはない」と強調しました。
世界最大の口径を誇る電波望遠鏡FASTの運用を開始したことで、中国の天文学界は世界をリードする大型設備を手に入れました。張副総経理は、「FASTプロジェクトは中国の天文史上、他国を追いかける立場からトップの立場に躍り出たことを示す重要なマイルストーンであり、わが国にとっても極めて大きな出来事だ」と語りました。
周家栄氏は、「当初工場で見習いを始めた時の情熱と探究心を忘れず、新製品の開発と生産に尽力していきたい。栄誉は過去に対するものでしかない。今後の仕事は、また初めからやらなければならない。仕事にゴールはなく、技術と技能にもゴールはない」と語りました。(玉華、む)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |