日本関西地区の華僑華人団体や大阪駐在中国総領事館、大阪にある中国企業、中国留学生及び日中友好団体の共催による『中秋明月祭大阪2017』が7日から、大阪にある難波宮跡公園で行われています。

　中国総領事館の李天然総領事は挨拶に立ち「これまでに『中秋明月祭大阪』を8回も成功裏に開催した。関西地区の重要な文化ブランドとなっただけでなく、中日友好交流の懸け橋ともなっている」とした上で、「今年は、中日国交正常化45周年という節目の年で、この祭りは中日民間交流のステージ、華僑華人の団結・協力・発展のステージ、中日関係の改善と発展のステージになるよう期待する」と述べました。

　大阪府の新井純副知事、大阪市の中尾寛志副市長らは、「祭りは日中の民間交流の推進や国民の相互理解の増進、地方の経済貿易協力の促進などの面で重要な役割を果たしている」と高く評価すると共に、「日中双方は、初心を忘れず、共に努力し、日中関係の改善と発展を推し進めていくよう」期待を示しました。

　なお、『中秋明月祭大阪2017』は、文化芸術、グルメ交流、観光、経済貿易商談など四つの部分からなっており、祭り開催中、獅子舞や武術の披露、民族楽器の演奏などがあります。大阪駐在中国総領事館の主催による「シルクロード」、「日本の学生が見た中国」写真展が人気を集めています。（藍、kokusei）